2012.10 瀬戸谷にて現場見学会を開催いたしました。多くの皆様にお越しいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。(瀬戸谷スポットレポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上と牧村です。

 月に一度の瀬戸谷レポートでお伝えしきれない、工事にまつわるさまざまなことをスポットでお伝えする、瀬戸谷スポットレポートをお送りいたします。

 今回のスポットレポートは9月29日に開催されました、瀬戸谷現場見学会に関するレポートをお届けします。
 当日は地元、日坂地区の皆様にご参加頂きました。参加人数は32名と大変多くの皆様にご参加していただけました。
 当日の見学会では、越美砂防事務所 揖斐川出張所の岩田出張所長、木澤技術係長にもご出席賜り、越美砂防事務所にて取り組んでいる事業についてのご説明もしていただきました。
また、牧村より当現場で取り組んでいる砂防施設の規模や工事の進み具合などをご説明させていただき、井上より最後にお礼のご挨拶をさせていただきました。
 それでは、写真とともに当日の様子をお伝えします。

朝の受付の様子です。土曜日の午前というお忙しい中、多くの方々にお越しいただきました。
朝の受付の様子です。土曜日の午前というお忙しい中、多くの方々にお越しいただきました。
道中はボックスカーでご案内。
道中はボックスカーでご案内。
見学会の会場です。堰堤、スリットを目の前にして皆様、感想を語り合ってみえました。
見学会の会場です。堰堤、スリットを目の前にして皆様、感想を語り合ってみえました。
いよいよ開会。まず、弊社代表取締役 馬渕和三よりご挨拶をさせていただきました。
いよいよ開会。まず、弊社代表取締役 馬渕和三よりご挨拶をさせていただきました。
続きまして、越美山系砂防事務所 揖斐川砂防出張所 所長 岩田 幸雄様よりご挨拶を頂戴しました。
続きまして、越美山系砂防事務所 揖斐川砂防出張所 所長 岩田 幸雄様よりご挨拶を頂戴しました。
そして、地区の方を代表してご挨拶を頂戴いたしました。ご挨拶を頂いたのは、副区長であり、地元日坂地区選出の揖斐川町議会議員である、高橋嘉明様です。
そして、地区の方を代表してご挨拶を頂戴いたしました。ご挨拶を頂いたのは、副区長であり、地元日坂地区選出の揖斐川町議会議員である、高橋嘉明様です。
次いで、越美山系砂防事務所が取り組んでいる事業について越美山系砂防事務所 揖斐川砂防出張所 技術係長 木澤 学様よりご説明をして頂きました。
次いで、越美山系砂防事務所が取り組んでいる事業について越美山系砂防事務所 揖斐川砂防出張所 技術係長 木澤 学様よりご説明をして頂きました。
そして、当現場の現場代理人 牧村が本現場にて取り組んでいる工事内容をご説明させていただきました。
そして、当現場の現場代理人 牧村が本現場にて取り組んでいる工事内容をご説明させていただきました。

質疑応答で熱心に質問を頂きました。
最後に当現場 監理技術者 井上よりお礼のご挨拶をさせていただき、その後、現場内を見学していただきました。

 現場見学会にお越しいただいた皆様からは、地域が切望された堰堤をこのようにしっかりと施工をしていただき本当にありがたいという、身に余るお言葉を頂戴しました。
 現場に取り組むわれわれも、地域の皆さまの防災の要となる本堰堤の施工を日々精一杯取り組んでおりますが、今回の見学会を経て、地域の皆さまからのご期待、ご要望を間近でお聞きし、そのご期待、ご要望に応えるべく身が引き締まる思いです。
 今後も引き続き、安全第一、無事故無災害に取り組み、さらに発注者の皆さま、地域の皆さまに信頼していただき、納得していただけるよう、ますます精進して取り組んでまいります。


2012.9 スリットの半分と堰堤の施工が完了!(瀬戸谷レポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上、牧村です。
 9月も末に近づき、ようやく秋晴れの日々が続くようになりました。

 今回の瀬戸谷レポートは、堰堤の施工及びスリットの施工についてご紹介します。
堰堤については、すべての工程が完了しました。 またスリットに関しても、9月中に予定していた箇所の施工が完了し、スリットの半分が建ち上がりました。今回のレポートでは、堰堤、スリットそれぞれが出来上がっていく様子を詳しくご紹介します。

それでは、今月の瀬戸谷レポートをお届けします!

まずは堰堤の施工について。下の写真は7月の瀬戸谷レポートでもご紹介した堰堤の基礎部分の写真です。

写真左側に堰堤の下の部分が建ち上がっています。ここにさらに、コンクリートの投入と締め固め、養生を繰り返していきます。
写真左側に堰堤の下の部分が建ち上がっています。ここにさらに、コンクリートの投入と締め固め、養生を繰り返していきます。
コンクリートの投入の様子
コンクリートの投入の様子
締め固めの様子
締め固めの様子
養生の様子
養生の様子
堰堤が建ち上がっていくにつれて、足場を組んだり、クレーン車を用いて生コンクリートを投入していきます。 クレーン車を用いて堰堤に生コンクリートを投入している様子
堰堤が建ち上がっていくにつれて、足場を組んだり、クレーン車を用いて生コンクリートを投入していきます。 クレーン車を用いて堰堤に生コンクリートを投入している様子
足場の設置状況
足場の設置状況
そして、完成へと建ち上がっていきます。 上部の様子
そして、完成へと建ち上がっていきます。 上部の様子
さて、続いてスリットについて。こちらも前回のレポートを少し振り返ってみましょう。 上の写真は8月のレポートでお伝えしたスリットの様子です。
さて、続いてスリットについて。こちらも前回のレポートを少し振り返ってみましょう。 上の写真は8月のレポートでお伝えしたスリットの様子です。
スリットの根元部分に通常使用しているコンクリートよりさらに頑丈なコンクリートを投入します。 根巻き部の型枠を組んでいる様子です。
スリットの根元部分に通常使用しているコンクリートよりさらに頑丈なコンクリートを投入します。 根巻き部の型枠を組んでいる様子です。
コンクリートを投入している様子。 スリットの鋼材の間を通して、コンクリートを運びます。
コンクリートを投入している様子。 スリットの鋼材の間を通して、コンクリートを運びます。
締め固めをしている様子。
締め固めをしている様子。
生コンクリートの投入と締め固めを繰りかえし、最後に表面を仕上げて完了します。
生コンクリートの投入と締め固めを繰りかえし、最後に表面を仕上げて完了します。
 この後、養生をして、時間経過と共にコンクリートが固化されます。
この後、養生をして、時間経過と共にコンクリートが固化されます。
堰堤とスリットの施工を進め、ご覧のように立派な堰堤とスリットが建ち上がりました。
堰堤とスリットの施工を進め、ご覧のように立派な堰堤とスリットが建ち上がりました。

堰堤の施工は完了し、スリットの半分の施工も終了いたしました。
引き続き、周辺の林道の整備及びその付近の斜面の崩落対策を進めます。
また、残りのスリットの施工にも取り掛かっていきます。

工事期間も半分を過ぎ、折り返しをしましたが、引き続き、無事故無災害で取り組んでいまります。


2012.8 土石流をくい止める、スリットに着手!(瀬戸谷レポート)

 瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上、牧村です。
 8月も終わり、朝夕は涼しくなって参りましたが、日中はまだまだ暑い日々が続いています。現場では、引き続き、熱中症対策をとりながら、安全第一で現場を進めております。

 今回の瀬戸谷レポートは、8月に実施した、鋼製スリットの設置についてお届けします。スリットとは土石流などが発生した際にその土砂や流木をくいとめる、防災の要です。スリットが設置され、現場の風景も大きく変わりました。それでは、8月のレポートをお届けいたします。

8月初旬に工場で製作されたスリットの部品が現場へと搬入されました。
8月初旬に工場で製作されたスリットの部品が現場へと搬入されました。
人と比べるといかに大きいかが、おわかりいたけるかと思います。
人と比べるといかに大きいかが、おわかりいたけるかと思います。
これらの部品を組み立てていきます。組立に使用する重機ももちろん大型!
これらの部品を組み立てていきます。組立に使用する重機ももちろん大型!
重機でつり上げて組み立てていきます。
重機でつり上げて組み立てていきます。
また、スリットの部材同士をつなぐボルトもやはり大きく、専用のボルトを使用しています。
また、スリットの部材同士をつなぐボルトもやはり大きく、専用のボルトを使用しています。
組み上がった状況です。今回は、半分を施工しております。残りの半分は、かけひを撤去した後に施工します。
組み上がった状況です。今回は、半分を施工しております。残りの半分は、かけひを撤去した後に施工します。
組み立てが完了したら、サビ止めの塗装をしていきます。 これは、現場で組み立てたボルトの接合部などにサビ止めの塗装をする作業です。
組み立てが完了したら、サビ止めの塗装をしていきます。 これは、現場で組み立てたボルトの接合部などにサビ止めの塗装をする作業です。
下塗りを3回、中塗りを1回、上塗を1回実施します。
下塗りを3回、中塗りを1回、上塗を1回実施します。

写真を見てお気づきかもしれませんが、えん堤部分も同時に工事を進めており、上部近くまで完了しております。

引き続き、地域の皆さまの生命、財産を守る、本えん堤の工事を安全に進め、よりよいものを造り上げるように日々取り組んで参ります。


2012.8 地域の皆さまに第2回 瀬戸谷通信をお渡ししました。(瀬戸谷スポットレポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上と牧村です。

月に一度の瀬戸谷レポートでお伝えしきれない、工事にまつわるさまざまなことをスポットでお伝えする、瀬戸谷スポットレポートをお送りいたします。

隔月で発行しております、瀬戸谷通信を地域の皆さまにお渡しいたしました。
今回の瀬戸谷通信には、現場の進捗に加えて、熱中症対策について記載いたしました。
現場での熱中症対策は当然ですが、瀬戸谷通信をご覧いただく地域の皆さまも熱中症に気を付けてもらえるようにと、呼びかけをいたしました。

前回のスポットレポートでもお伝えしましたが、私たちの作成する瀬戸谷通信は地域の皆さまにお目通ししていただいておりますので、誠にありがたいと感謝すると同時に、よりよい工事を進めようと身の引き締まる思いです。

今回お渡しした瀬戸谷通信
今回お渡しした瀬戸谷通信
瀬戸谷通信は、地域の皆さんにお渡しすると同時に現場入口の掲示板に掲示がしてあります。 掲示板には、工事内容の説明や現在の進捗なども掲示してあり、地域の皆さまにご覧いただけるようになっています。
瀬戸谷通信は、地域の皆さんにお渡しすると同時に現場入口の掲示板に掲示がしてあります。 掲示板には、工事内容の説明や現在の進捗なども掲示してあり、地域の皆さまにご覧いただけるようになっています。
掲示してある瀬戸谷通信
掲示してある瀬戸谷通信
現場の進捗を示した掲示。えん堤のコンクリート打設状況を示しています。
現場の進捗を示した掲示。えん堤のコンクリート打設状況を示しています。

まだまだ工事は続きますが、熱中症対策も万全にし、安全第一で引き続き取り組んで参りますのでよろしくお願い申し上げます。


2012.7 いよいよえん堤及びスリットの基礎部分に着手!(瀬戸谷レポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上、牧村です。
 7月にはいり、暑い日々が続いております。現場では熱中症対策をとりながら、安全に工事を進めております。

熱中症対策 その①日差しをさけるための休憩場所の設営 扇風機も設置
熱中症対策 その①日差しをさけるための休憩場所の設営 扇風機も設置
熱中症対策 その② 塩分補給サプリメントの用意
熱中症対策 その② 塩分補給サプリメントの用意

さて、今回のレポートでは前回ご紹介した「かけひ」によって川の水を移し替えることができましたので、その後取りかかったえん堤の基礎部分及びスリット(洪水などの災害時に流れてきた流木や岩をせき止める、鋼製の大型構造物)の施工についてご紹介をします。

前回ご紹介した「かけひ」によって、えん堤を設置するスペースでの作業が可能となりました。
えん堤の基礎部分を根深くするために、さらに岩盤を発破(火薬を用いて爆破)し、掘り進めていきます。

発破前
発破前
発破後。岩盤にひびが入っています。このままでは運べないので、砕いて細かくしていきます。
発破後。岩盤にひびが入っています。このままでは運べないので、砕いて細かくしていきます。
砕いた岩を運び出していきます。
砕いた岩を運び出していきます。
さらに掘り進めていきます。
さらに掘り進めていきます。
十分な深さまで到達したら、高圧洗浄機により岩盤表面を清掃します。
十分な深さまで到達したら、高圧洗浄機により岩盤表面を清掃します。
清掃が終わり、ここからえん堤の基礎部分およびスリットの基礎に着手します。
清掃が終わり、ここからえん堤の基礎部分およびスリットの基礎に着手します。

一般的にコンクリートを用いてえん堤などの大型構造物を工事する際には以下の流れとなります。

①構造物の設計に基づいて型枠(所定の形状にするための枠組み)を組む。
②コンクリートを打設(枠の中に流し込むこと)する
③コンクリートの養生(コンクリートが十分な強度を発揮し、硬度などの品質を確保させるために一定期間硬化に必要な湿度に保ち、有害な作用をうけないようにすること)を行う。
④①から③を繰り返す。

コンクリートの打設の際には一度に大量のコンクリートを打設すると、型枠の隅々までコンクリートがいきわたらなかったり、養生が十分にできなかったりなどの問題が発生します。
そのため、コンクリートの打設の際には、小分けして打設を行っていきます。

まず型枠を組んでいきます。
まず型枠を組んでいきます。
そしてコンクリートを打設していきます。なお、写真にて作業員がコンクリートに差し込んでいるのはバイブレーターという道具で流し込んだコンクリートに振動を与えて、コンクリートの内部に隙間や空間ができないようにしています。
そしてコンクリートを打設していきます。なお、写真にて作業員がコンクリートに差し込んでいるのはバイブレーターという道具で流し込んだコンクリートに振動を与えて、コンクリートの内部に隙間や空間ができないようにしています。
 コンクリート打設が完了したら、表面をならします。
コンクリート打設が完了したら、表面をならします。
シートをかぶせて養生をします。
シートをかぶせて養生をします。

これらの作業を繰り返してえん堤のような大型の構造物が建造されていきます。
なお、ここまでご覧いただいた写真はえん堤本体部分の施工状況です。
このとなりではスリットの基礎部分の施工も進めております。

スリット基礎型枠
スリット基礎型枠
コンクリート打設
コンクリート打設

 生コンクリートの打設や養生、仕上げは構造物の仕上がり、性能に直結する極めて重要な部分であり、われわれも細心の注意を払って施工を進め、よりよい構造物を完成させ地域の皆さまの生命、財産をお守りできるように日々取り組んでおります。

 これからも引き続き安全第一に工事を進めてまいりますので、ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。


2012.6 川の水を移し替えて工事を進めていきます。梅雨や台風にも対応!(瀬戸谷レポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上、牧村です。
6月になり、蒸し暑かったり、雨が降ったりと梅雨らしくなってまいりました。さらには季節外れの台風も接近しました。また、工事の進捗として現場内を流れる川の水を大きく移し替える作業も行いました。今回のレポートはこれらの話題を中心にお伝えいたします。

まず、現場内を流れる川の移し替えからお伝えいたします。
そもそもどういうことかと申しますと、下の写真の右端(赤丸部分)から川が流れています。

この水は今までは、大きな管を用いて、土の下を通過させていました。下の写真の左側に写っている官がその管です。

今回の工事ではこの管が埋まっている場所を掘り、堰堤を設置するため、この管を流れている水を別の径路に流しかえる必要があります。

そこで採用したのが、下の「かけひ」と呼ばれる仮の水路です。

鉄で組まれた水路をつなぎ合わせて、川の水を流す水路をつくっていきます。なお、このかけひは
高さ1.2m、幅1.2m、延長41.0mあります。

設置した「かけひ」により川の水は安全に下流側へと流れていきます。

引き続き、台風の話題を。6月19日から20日にかけて台風4号が接近しました。
それにともない現場内の重機は安全な場所へと避難させました。

一方、設置した「かけひ」はというと、増水した水をものともせず下流へと流していました。

台風による大雨で河川が増水しましたが、安全対策のおかげで被害を抑えることができました。
引き続き安全に気を配りつつ工事を進めていきますので、よろしくお願い申し上げます。


2012.6 地域の皆さまに「瀬戸谷通信」をお渡しいたしました。 (瀬戸谷スポットレポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上と牧村です。

月に一度の瀬戸谷レポートでお伝えしきれない、工事にまつわるさまざまなことをスポットでお伝えする、瀬戸谷スポットレポートをお送りいたします。

今回のスポットレポートはタイトルにもあります通り、地域の皆さまに紙媒体による「瀬戸谷通信」をお渡しいたしました。

本工事現場の施工につきましては、地元にお住まいの皆々様のご理解、ご協力を頂いております。
その皆さまに改めて御礼とご協力のお願いをさせていただき、そして、現在取り組んでいる工事の進捗をご報告させていただくものです。
また、瀬戸谷通信にも記述がございますが、万が一の土砂災害や土石流の恐れがあるときには、近隣地域の皆さまに避難の呼びかけをさせていただき、皆さまのご安全に協力をさせていただく所存です。
今後も引き続き皆々様のご理解とご協力を賜りながら、安全に工事を進めて参ります。


2012.5 施工の準備も終え、本格的に工事を開始!(瀬戸谷レポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事を担当しております、株式会社 山辰組 土木部工務課の井上と牧村です。
5月になり、山の木々の緑もより鮮やかになってきました。瀬戸谷の現場では、安全施設の設置も終え、本格的に工事が始まっております。それでは5月の瀬戸谷レポートをお送りいたします。

砂防堰堤をつくる空間を確保するために土を掘り、岩を砕いていきます。
下の写真はバックホウという機械で土を削っているところです。

土を取り除いた後は、このようになりました。土の下から岩盤が出てきましたが、引き続いて今度は岩を砕き掘っていきます。

岩を砕くその前に、掘った後の土が崩れてこないようにモルタル(セメント)を吹き付けて、掘ったあとの面を固定し、下で安全に作業ができるようにします。

岩を砕く際には、基本的には大型重機で行うことが多いのですが、今回は火薬も用いて砕いていきます。下の写真は、岩に孔をあける専用の機械で孔をあけている様子です。開けた穴に火薬をいれて、爆発させ岩を砕いたり、ひびを入れたりして掘り進めていきます。

こちらは重機で岩を砕いている様子です。

砕いた後の岩の状態です。これらを取り除いて、さらに底部を整えて堰堤がしっかりと根付くようにします。

また、岩を砕く一方で周辺の木々を伐採、集積しております。写真はラフタークレーンという大型クレーンで切った木を集めているところです。

集めた木々は大きさ、長さをそろえてダンプに積み込み、チップや木材として加工する工場へと運ばれます。

最後にもひとつ。工事現場の入りグルには安全掲示板として地域の方々にご覧いただける掲示板を設置しております。完成予定のイメージ図や工事の予定表を掲示し、地域の皆さまへの情報提供をしております。

本工事の完成で地域の皆さまが安心して暮らしていただけるよう、引き続き、無事故無災害で完成に向けて精一杯取り組んで参ります。


2012.4 完成に向けた瀬戸谷の砂防工事がスタート!(瀬戸谷レポート)

瀬戸谷第1砂防堰堤工事の現場を担当させていただきます、株式会社山辰組 土木部工務課の井上と牧村と申します。
 2年前の砂防堰堤工事、昨年の道路工事を経て本年度で完成を予定しております、当現場を担当させていただきます。無事故、無災害での完成を目指し、安全第一で取り組んで参ります。
 そして、現場での取り組みを瀬戸谷レポートとして毎月1回ご案内させていただきます。それでは、早速1回目のレポートをご案内いたします。

1回目の現場レポートは工事の概要からご説明させていただきます。

工事概要
工  事  名:平成23年度 越美山系瀬戸谷第1砂防堰堤工事
工事場所:岐阜県揖斐郡揖斐川町日坂地先
工       期:平成24年3月8日から平成24年10月31日
発  注  者:国土交通省 中部地方整備局 越美山系砂防事務所
受  注  者:株式会社 山辰組

工事内容
砂防堰堤工事:砂防土工、コンクリート堰堤工(作業土工、コンクリート堰堤本体工、間詰工)、
         鋼製堰堤工(鋼製堰堤本体工、現場塗装工)、ブロック積工、
         砂防堰堤付属物設置工、舗装工、構造物撤去工、仮設工

完成イメージは以下のイラストの通りです。

引き続きまして、現場での取り組みについてお伝えします。現場では工事に取り掛かる前に、現場で働く作業員の方々の安全施設の設置などを進めております。土石流や土砂崩れが起きた際に、速やかに避難できるよう、サイレンや機器を配備していきます。

下の写真は、急激な河川の増水、土石流の際して、サイレンと回転灯で避難を呼びかける土石流センサーです。

速やかに避難できるように設けられた避難用階段と避難場所を知らせる大型看板です。

こちらは、地盤伸縮計です。山の斜面の崩れを検知し、土砂崩れが起きそうな時にはサイレンが鳴り、工事現場で働いている人々に知らせます。

さらに地盤伸縮計の設置してある場所の道路では、注意喚起の看板と落石防止ネットを設置しております。

弊社では2年にわたり瀬戸谷での工事に取り組まさせていだたいており、いずれも無事故、無災害で工事を終えてきました。完成に向けての本工事でも、引き続き安全第一に精一杯取り組んで参ります。